最早残骸
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劇場でガンダム見るのはZ以来です。本日そろそろ見ておかないと上映終わりかねないと思ったので見てきました。冷静に考えるとMBS系でよくある『続きは劇場で!』的映画ははじめて見たかも。なるほど、事前情報通りガンダムじゃなかったです。しかしまさか蒼穹のファフナーのリメイクだとは思いませんでした←ネタばれ
とりあえずネタばれ書けるほどしっかり覚えておらず(別に寝てしまうような映画だったわけではないですがキャラ多すぎ&シーンぶつ切り過ぎて・・・)そこまで注意を要するような記事は書きませんが一応続きを読む場合はご注意ください。
とりあえずネタばれ書けるほどしっかり覚えておらず(別に寝てしまうような映画だったわけではないですがキャラ多すぎ&シーンぶつ切り過ぎて・・・)そこまで注意を要するような記事は書きませんが一応続きを読む場合はご注意ください。
さて、ということでファフナー(スペースゴジラにもちょっとだけ似ていた)リメイクという衝撃の内容だった劇場版についてです。序盤はイノベイターが増えてきて軋轢がー、なんてことを言い始めたので種に持っていくのかと思いましたがこの映画中に限って言えば杞憂でした。その後は侵食系のホラー映画にありそうな展開が続いたりマリナ姫がちらほらと出てきたりとなんとなく不安な気持ちになりながらもまあ劇場版作品らしい勢いのある展開はなかなか面白かったです。
先に見ていた友人のうゆうから「ティエリアの出てくるシーンはしっかり見ておくように」といわれていたことで「あの草薙素子的に進化したティエリアが一体どうなって出てくる!?」とわくわくしていた彼が明らかにモエかんで見覚えあるリニア的なMS引っさげて何事もなく登場した時は逆に驚きました。落ち着きの無い戦闘シーンのせいでMSの特徴や形状をあまり記憶してないですがリニアだけは強烈に印象に残ったのでしっかり覚えてます。その後はティエリアはガンダムの生みの親富野監督が一時期連続で使用した手のひらサイズの妖精に転生していたので確かにびっくり。あれが男の娘時代の電子の妖精って奴でしょうか。
後半木星から云々では夏にGyaOで見たばかりの2001年宇宙の旅や2010年を思い出させる展開に。この段階でもう敵の正体とかどうでもよくなりかけていましたがさらにトップをねらえorマクロス的状態になってきていい加減宇宙人侵略もののSFはやりつくしてしまったんだなぁとしみじみ。エルス?の星の中トップの木星使った爆弾の中身にどことなく似ていたような。ガンダムシリーズからのパロディが多すぎる作品だけに他の作品も混じっているのでは無いかと疑ってしまいます。
そして語られた敵の真実。あのネタも色々と他の作品で見た気がしますがとりあえず僕にとってはまほろまてぃっくでした。せっつんが何かやって宇宙に唐突に花が咲いておしまい。これはF91のパロディ?←疑心暗鬼
ED後には生前のイオリアがなぜSB等を作ったのかという総括が。ED中でイオリアの名前があっておまけに声優が磯部勉氏になっていたので「出てきたか?」より前に「周夫さんの身に何が!?」と驚きましたが壮年期を演じるなら確かに良いキャストだったと思います。その後は逆に本編から少し未来の人類がまだ見ぬ宇宙へと旅立つ話。これまたよく見る展開で同じサンライズ作品だと僕はプラネテス、リヴァイアス、星界の紋章の3作品が思い出せました。そしてまさかのテレビ版EDの伏線回収を行っておしまい。憐れフェルト(笑)ヒロインは結局貧乏姫だったか。ティエリアに続いてせっつんまで草薙素子的進化を遂げてしまってあの世界はどうなっているんだと。
さて、見終わった後に冷静に考えればトップをねらえだったなぁ、と。後述しますが宇宙規模の圧倒的で大量な敵をばったばったと倒すという戦闘に終始していたためだと思います。しかし爆発と太いビームしかない戦闘って味気ないですよ・・・。
まあ内容に関しての感想はこんな感じ。「何かに似ている」話ばかりですが実際見ている時そんな感じだったんで・・・。あとキャラクターを色々出したのは本編に決着つける意味ではよかったと思いますがそれにしたって多すぎです。おまけに役に立った奴あまりいないし。釘とうえださんの絡みは誰の指示だよ。
要素出しすぎて色々とブツ切りになってしまい印象が薄くなってしまったというか、落ち着き無い感じが残ってしまっていたのは残念でした。
作画については結構よかったとは思ったのですがテレビ版も結構頑張っていたので「流石劇場版!」というほど目立ったよさは逆に感じられなかったような。EVAやZガンダム(=最近僕が見たロボットもの映画)は作画面でも無茶苦茶興奮したのでそれに比べるとまさに『続きは劇場!』でした。まあ別に悪かった場所は無かったので文句は無いですが。
ただ戦闘はCG多用しすぎで派手ですがとにかく見にくかったです。ついでに物量戦になりすぎていて戦闘自体の面白さは薄かったような。スピード感や圧倒的な戦力差を演出したかったのは分かりますが早すぎて残像しか残らないようなカットの切り方含めて雑というか安っぽい印象を受ける戦闘ばかりだったのが残念でした。MSもあれだけ色々出しておきながら1.決めポーズ→2.大量の敵が魚の大群みたいに流れる→3.MSその中に颯爽突入!→4.どかどかどかーん!→5.しかし気がついたらちょっとピーンチ!の繰り返し。敵の性質上仕方ないことかもしれないですが折角のガンダムも視聴者が視認できないほど大量&高速な敵を明らかに本体の出力以上のでっかいビームでドカーンと爆破、以外全くやって無かったです。戦闘で何が起こっているかわからないけどとりあえずとにかく単純なことしかやってない、そんな安っぽい戦闘が延々と続いていたのだけはとにかく不満でした。そういう意味でZやユニコーンなどの戦闘シーンは一個一個ひねられていて面白かったなぁ、と。というか冷静に思い出してみるとホント撃破数では相当だったかと思いますがガンダム全く活躍してた記憶がねえ!!
音楽はTVに引き続き川井憲次だったので要所要所で何故か押井映画の香りを感じました。特にせっつんが昏睡状態になってそれをフェルト(笑)たちが見ているシーンはイノセンスを劇場で見た時を何故か思い出すくらい川井さんらしい曲だったと思います。効果音はまあ当然ですがTV版と同じ感じ。
うーん、若干ネガティブな視線も合ったため後ろ向きな感想になってしまった気もしますがまあ良いでしょう。ところで同じカラフルな爆炎を持つMBSガンダムな種と比較すると平和を謳った姫様が最後まで戦闘を否定していたところだけは圧倒的に評価します。他人の思想に文句を言うつもりはありませんが自分の言葉には責任持てよと思うのであの姫様は最後まで見てとても好感持てました。ついでに主人公との年齢差で心配された姫様でしたがなるほどあれぐらいの歳になればもう多少の年齢差なんて関係ないわけですね。せっつん人間かどうかも怪しかったですし。フェルト(笑)がTV版最終回に急ごしらえしたフラグは見事に霞んで消えてしまい不謹慎ながら苦笑してしまいました。しかしマリナ姫マジ良い女。凄くどうでもいい余談ですがPurelyというゲームを思い出して・・・。
最後にまとめ。スポンサーの皆様はどうか富野監督に予算と2時間もの映画枠と好きな作品を作る権利を上げてくださいお願いします。しかし丸くなってきた監督がこのままだと某駿さんのような作品を作りかねないのではと不安もあります。そういう時は是非閃光のハサウェイのプッシュもよろしくお願いします。
00としてはとりあえず本編で広げた風呂敷の回収はある程度していたのでまあよかったのかな。ただやはりガンダムだったのはMSのデザイン中心でしたが。何で花だったのか(スペースゴジラからビオランテへ?)、なぜせっつんが旅立っただけで戦闘は終わったのか、せっつんとマリナ姫と他数名以外はどうなったのか、等々疑問は結構色々と残ってますがそれらもまあ良いでしょう。何だかんだで中だるみは無かったし話もある程度作品中でまとまっていた(その分キャラには説明不足と唐突さが混在していましたが)ので未見でかつ00を見たことがある人ならまとめとして鑑賞するのは十分ありな作品だったと思います。
さて、次は何を見るべきか。劇場の雰囲気は好きですが時間を決めて行って金を払って見るという作業は何気に大変なので結構悩みます。そういう意味でもガンダム00は個人的には十分行く価値のある作品だったと思いますよ。
今日はこんなところで。
先に見ていた友人のうゆうから「ティエリアの出てくるシーンはしっかり見ておくように」といわれていたことで「あの草薙素子的に進化したティエリアが一体どうなって出てくる!?」とわくわくしていた彼が明らかにモエかんで見覚えあるリニア的なMS引っさげて何事もなく登場した時は逆に驚きました。落ち着きの無い戦闘シーンのせいでMSの特徴や形状をあまり記憶してないですがリニアだけは強烈に印象に残ったのでしっかり覚えてます。その後はティエリアはガンダムの生みの親富野監督が一時期連続で使用した手のひらサイズの妖精に転生していたので確かにびっくり。あれが男の娘時代の電子の妖精って奴でしょうか。
後半木星から云々では夏にGyaOで見たばかりの2001年宇宙の旅や2010年を思い出させる展開に。この段階でもう敵の正体とかどうでもよくなりかけていましたがさらにトップをねらえorマクロス的状態になってきていい加減宇宙人侵略もののSFはやりつくしてしまったんだなぁとしみじみ。エルス?の星の中トップの木星使った爆弾の中身にどことなく似ていたような。ガンダムシリーズからのパロディが多すぎる作品だけに他の作品も混じっているのでは無いかと疑ってしまいます。
そして語られた敵の真実。あのネタも色々と他の作品で見た気がしますがとりあえず僕にとってはまほろまてぃっくでした。せっつんが何かやって宇宙に唐突に花が咲いておしまい。これはF91のパロディ?←疑心暗鬼
ED後には生前のイオリアがなぜSB等を作ったのかという総括が。ED中でイオリアの名前があっておまけに声優が磯部勉氏になっていたので「出てきたか?」より前に「周夫さんの身に何が!?」と驚きましたが壮年期を演じるなら確かに良いキャストだったと思います。その後は逆に本編から少し未来の人類がまだ見ぬ宇宙へと旅立つ話。これまたよく見る展開で同じサンライズ作品だと僕はプラネテス、リヴァイアス、星界の紋章の3作品が思い出せました。そしてまさかのテレビ版EDの伏線回収を行っておしまい。憐れフェルト(笑)ヒロインは結局貧乏姫だったか。ティエリアに続いてせっつんまで草薙素子的進化を遂げてしまってあの世界はどうなっているんだと。
さて、見終わった後に冷静に考えればトップをねらえだったなぁ、と。後述しますが宇宙規模の圧倒的で大量な敵をばったばったと倒すという戦闘に終始していたためだと思います。しかし爆発と太いビームしかない戦闘って味気ないですよ・・・。
まあ内容に関しての感想はこんな感じ。「何かに似ている」話ばかりですが実際見ている時そんな感じだったんで・・・。あとキャラクターを色々出したのは本編に決着つける意味ではよかったと思いますがそれにしたって多すぎです。おまけに役に立った奴あまりいないし。釘とうえださんの絡みは誰の指示だよ。
要素出しすぎて色々とブツ切りになってしまい印象が薄くなってしまったというか、落ち着き無い感じが残ってしまっていたのは残念でした。
作画については結構よかったとは思ったのですがテレビ版も結構頑張っていたので「流石劇場版!」というほど目立ったよさは逆に感じられなかったような。EVAやZガンダム(=最近僕が見たロボットもの映画)は作画面でも無茶苦茶興奮したのでそれに比べるとまさに『続きは劇場!』でした。まあ別に悪かった場所は無かったので文句は無いですが。
ただ戦闘はCG多用しすぎで派手ですがとにかく見にくかったです。ついでに物量戦になりすぎていて戦闘自体の面白さは薄かったような。スピード感や圧倒的な戦力差を演出したかったのは分かりますが早すぎて残像しか残らないようなカットの切り方含めて雑というか安っぽい印象を受ける戦闘ばかりだったのが残念でした。MSもあれだけ色々出しておきながら1.決めポーズ→2.大量の敵が魚の大群みたいに流れる→3.MSその中に颯爽突入!→4.どかどかどかーん!→5.しかし気がついたらちょっとピーンチ!の繰り返し。敵の性質上仕方ないことかもしれないですが折角のガンダムも視聴者が視認できないほど大量&高速な敵を明らかに本体の出力以上のでっかいビームでドカーンと爆破、以外全くやって無かったです。戦闘で何が起こっているかわからないけどとりあえずとにかく単純なことしかやってない、そんな安っぽい戦闘が延々と続いていたのだけはとにかく不満でした。そういう意味でZやユニコーンなどの戦闘シーンは一個一個ひねられていて面白かったなぁ、と。というか冷静に思い出してみるとホント撃破数では相当だったかと思いますがガンダム全く活躍してた記憶がねえ!!
音楽はTVに引き続き川井憲次だったので要所要所で何故か押井映画の香りを感じました。特にせっつんが昏睡状態になってそれをフェルト(笑)たちが見ているシーンはイノセンスを劇場で見た時を何故か思い出すくらい川井さんらしい曲だったと思います。効果音はまあ当然ですがTV版と同じ感じ。
うーん、若干ネガティブな視線も合ったため後ろ向きな感想になってしまった気もしますがまあ良いでしょう。ところで同じカラフルな爆炎を持つMBSガンダムな種と比較すると平和を謳った姫様が最後まで戦闘を否定していたところだけは圧倒的に評価します。他人の思想に文句を言うつもりはありませんが自分の言葉には責任持てよと思うのであの姫様は最後まで見てとても好感持てました。ついでに主人公との年齢差で心配された姫様でしたがなるほどあれぐらいの歳になればもう多少の年齢差なんて関係ないわけですね。せっつん人間かどうかも怪しかったですし。フェルト(笑)がTV版最終回に急ごしらえしたフラグは見事に霞んで消えてしまい不謹慎ながら苦笑してしまいました。しかしマリナ姫マジ良い女。凄くどうでもいい余談ですがPurelyというゲームを思い出して・・・。
最後にまとめ。スポンサーの皆様はどうか富野監督に予算と2時間もの映画枠と好きな作品を作る権利を上げてくださいお願いします。しかし丸くなってきた監督がこのままだと某駿さんのような作品を作りかねないのではと不安もあります。そういう時は是非閃光のハサウェイのプッシュもよろしくお願いします。
00としてはとりあえず本編で広げた風呂敷の回収はある程度していたのでまあよかったのかな。ただやはりガンダムだったのはMSのデザイン中心でしたが。何で花だったのか(スペースゴジラからビオランテへ?)、なぜせっつんが旅立っただけで戦闘は終わったのか、せっつんとマリナ姫と他数名以外はどうなったのか、等々疑問は結構色々と残ってますがそれらもまあ良いでしょう。何だかんだで中だるみは無かったし話もある程度作品中でまとまっていた(その分キャラには説明不足と唐突さが混在していましたが)ので未見でかつ00を見たことがある人ならまとめとして鑑賞するのは十分ありな作品だったと思います。
さて、次は何を見るべきか。劇場の雰囲気は好きですが時間を決めて行って金を払って見るという作業は何気に大変なので結構悩みます。そういう意味でもガンダム00は個人的には十分行く価値のある作品だったと思いますよ。
今日はこんなところで。
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